コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山8R/1000万下】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+65+63=202。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のスビールアスール。芝の短距離戦を主戦場としている馬だが、中山ダ1200mはこれまで4戦して1,4,2,9着と、実はダートでも勝ち負けできる適性の持ち主だ。当該コースで9着だった前走は、直線入り口で進路がなく、外に出せた時には大勢決した不完全燃焼の競馬。今回は田辺裕信騎手に乗り替わりと戦闘力アップで、リベンジになるだろう。

 続いてコンピ7位(53)のエビスリアンを推す。当該コースはこれまで7戦して3勝と好相性、うまくハマれば一発を期待できるコース。また先行しそうなライバルは一頭だけで、展開にも恵まれそうな気配だ。今回は昇級戦で相手は強くなるが、チャンスは十分あるだろう。さらに鞍上は船橋の森泰斗騎手にスイッチ。人気薄で穴をあけた、昨年のような好騎乗を期待したい。

 最後はコンピ8位(52)のトップライセンス。前走は当該コースで1.2秒差の8着。1番手で推奨したスビールアスールと同レースで、先行有利の展開になり、後方のポジションで進めた当馬には厳しい流れだった。今回は待望の中枠に入り、本来の好位から押し切る競馬ができるはず。昇級2戦目でどこまで通用するか、今回は試金石の一戦になるだろう。

 今回は(4)(8)(14)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(4)(8)(14)の3点。