コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神7R/500万下】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は78+75+58=211。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。

 コンピ7~10位の中から1番期待できそうなのは、コンピ7位(53)のカムカムだ。阪神ダート1400mは、2走前に経験して着差なしの2着。最後方から馬群の間を割って上がり最速の脚で追い上げたが、先に抜け出した勝ち馬にクビ差届かなかった。敗れはしたが、コース適性とポテンシャルの高さを見せつけた格好だ。休養明けだが、能力は一枚上手と評価したい。相性の良い松若風馬騎手に手綱が戻るので、ここは勝ち負けまで狙えるはずだ。

 次はコンピ8位(52)のキスミーワンスを推す。スプリント重賞で活躍したワンカラットを母に持ち、姉は鋭い末脚のワントゥワンという良血馬だ。当馬もその流れを受けて芝のレースでデビューしたが、未勝利戦を勝ち上がったところで伸び悩み。しかし前走はダート戦に挑戦して、いきなり0.2秒差の4着と新境地を切り開いた。上がり2位ではあったが、姉をほうふつさせる瞬発力だった。今回も末脚爆発を期待したい。

 最後はコンピ9位(51)シアワセデス。当該コースはこれまで2戦して、6着、4着とまずまずで、コースとの相性は良さそうだ。前走は前項で推奨したキスミーワンスと同じレースで、0.2秒差の3着と当馬が先着。馬群の中から抜け出す一瞬の脚は、素晴らしいものだった。また500万条件は過去にも2着していて、能力的に十分通用する。今回のメンバーなら上位争いに加わるだろう。

 今回は(2)(4)(12)の単勝を狙う。馬連なら(15)-(2)(4)(12)の3点。