コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、

レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+66+64=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のヴェアリアスサマー。絶対的な逃げ馬で、同型に強力な馬がいない今回は、楽にペースをつかめそうな気配だ。中山芝1600mは2走前でも経験していて、その時は逃げて着差なしの3着。同レースでハナ差の2着だったハウメアが、次走で快勝していることを考えると、当馬もこのクラスでは能力上位だろう。今回は斤量の恩恵もあり、最後の粘り腰が期待できる。

 続いてコンピ7位(53)のシャララを推す。前走は1番人気に推されるも8着に敗れた。しかしワールドオールスタージョッキーズの第4戦という特殊なレースでの敗戦で、それほど気にする必要はない。実際に2走前のレースでは、現級で2着していて能力は足りている。また当該コースは2戦して1勝、2着1回とパーフェクトな適性。今回は当馬をよく知る内田騎手に手が戻るので、挽回の一戦になるだろう。

 最後はコンピ8位(52)のトーホウアイレス。瞬発力に秀でたタイプで、上がり3ハロン33秒台の末脚を連発している素質馬。前走は9着に敗れたが、好位勢がなだれ込むレース展開で、道中10番手で脚をためていた当馬は押し上げるのでだった。2走前の鷹巣山特別では0.3秒差の5着と善戦していて、当該クラスで十分通用するレベルだ。鞍上が好調の三浦皇成騎手に替わるので、積極的な騎乗を期待したい。

 今回は(6)(8)(13)の単勝を狙う。馬連なら(10)-(6)(8)(13)の3点。