コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。
【中山12R】
このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は72+66+65=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。
コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のブリガアルタ。前走は札幌で1.1秒差の10着と大惨敗。しかし4走前のレースで一度当該クラスを勝ち上がっている実績馬で、2走前の降級初戦でもきっちり3着している。前走の大敗だけで見限るのは早計だ。また中山は距離が違うが勝ち鞍をあげていて、相性の良いコース。ここは巻き返し濃厚とみて期待したい。
続いてコンピ7位(54)のベアインマインドを推す。中山芝2000mはこれまで4戦して5,2,10,2着と適性の高い成績。また10着だったレースは秋華賞TRの紫苑Sで、世代上位馬が相手では仕方のない敗戦だ。近走は惨敗が続いているが、4走前に現級勝ちしている実績の持ち主。もともとの能力が高いだけに、得意の中山に代わる今回は警戒が必要な存在だ。
最後はコンピ8位(53)のエイプリルミスト。体質が弱くコンスタントにレースを使えないタイプだが、ポテンシャルはかなり高そう。新馬戦こそ5着に敗れたが、それ以降は3着以内を外さない安定した走りを続けている。前走は新潟で上がり33秒3のキレ味を披露、3走前には東京で上がり33秒9をマークと、しまい脚は一級品。素質だけで、ここもアッサリ勝利する可能性は十分だ。
今回は(6)(7)(11)の単勝を狙う。馬連なら(8)-(6)(7)(11)の3点。