コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神12R/高砂特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は69+68+66=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のメイプルキング。当該クラスのダート戦では常に上位争いを演じている馬で、スタート直後につまずいて騎手が落馬したレースを除けば、4戦して6,6,6,4着という安定の成績。抜けた馬が不在の今回のメンバーなら、もっと上の順位を狙えるだろう。また高市圭二調教師の戸崎騎手起用は勝負気配が高く、戸崎騎手に合わせた関西遠征は勝算ありと推察する。

 続いてコンピ7位(56)のメイショウアリソンを推す。阪神ダート1200mは3走前に経験して0.2秒差の3着。コースの適性は問題ない。またそのレースの勝ち馬はすでに準オープンで活躍中で、2着馬も次走で勝ち上がりを決めている。そして4着だったオアシスクイーンは、その後3連勝してオープンに駆け上がるなど、レースのレベルはかなり高かった。当馬もこのクラスは通過点だろう。

 最後はコンピ8位(55)のマイネルラック。当該クラスに昇級して8,4,4着と、なかなか勝ち切れないが、自在性があり大崩れはない。相手なりに堅実に走るタイプの馬だ。また阪神のダートはこれまで4戦して、掲示板を外していない得意なコース。ここなら上位争いになることは濃厚だろう。今回はC・デムーロ騎手に乗り替わるため、戦闘力の大幅アップが期待できる。

 今回は(6)(9)(14)の単勝を狙う。馬連なら(2)-(6)(9)(14)の3点。