コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、

レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中京9R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+62+61=199。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(58)のリリックドラマ。中京芝2000メートルは、これまで2戦して3着、2着という成績。ここは完全にモノにしているコースだろう。前走は休み明けと昇級初戦という厳しい条件の中で、2着に入る大健闘。0.7秒差と勝ち馬とは離されたが、これは相手が悪かっただけで、最後までしっかり逃げ粘った点を評価したい。得意の中京なら、最後のもうひと粘りがきくはずだ。

 続いてコンピ7位(55)のレイトブルーマーを推す。前走の土湯温泉特別では、内ラチ沿いの4番手を追走するも、ズルズルと下がってきた逃げ馬に巻き込まれてポジションを下げる不利があった。また直線に向いてからも進路が狭くなり不利があり、それでも力強く脚を伸ばしての3着は本当に見事。追い込み勢が殺到する中、唯一先行勢で残った当馬の能力は相当とみて期待したい。

 最後はコンピ8位(51)のレッドコルディス。オークストライアルのフローラSでは、モズカッチャンなど世代の一線級を相手に勝ち負けを演じた馬。前走は2番人気の好評価を裏切って1.4秒差の11着と大敗しているが、これは距離が長かったことが理由で敗因は明らか。2走前に2着しているように、2000メートルなら当該クラスで通用する能力の持ち主だ。人気を下げた今回は、絶好の狙い目だろう。

 今回は(1)(7)(10)の単勝を狙う。馬連なら(4)-(1)(7)(10)の3点。