コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、

レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は77+69+62=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のコウキチョウサン。中山芝2500mは、1度経験して0.6秒差の6着とまずまずの成績。少し着差がついた印象だが、1,2着馬が3着以下を突き放したためで、気にする必要ないだろう。3番人気に推された前走は、直線で進路が何度もふさがれ追えない場面もあったが、なんとか押し上げて0.4秒差の7着。本来の競馬ができれば、間違いなく能力上位で巻き返し必至だ。

 続いてコンピ7位(52)のコスモピクシスを推す。当馬も前走はコウキチョウサンと同じ南武特別。最後方からグイグイと末脚を伸ばして上がり最速で追い込んだが、0.3秒差の5着とあと1歩及ばなかった。しかし4コーナーで外を回した分、内を通った馬たちと差がついた格好だ。今回は好調の津村明秀騎手と2度目のコンビ。前回騎乗時は3着と相性も良く、絶妙の仕掛けを期待したい。

 最後はコンピ8位(51)のマイネルフレスコ。当該コースはこれまで2戦して、どちらも上がり最速の脚を使って2着、4着と好成績。さらに2戦とも1000万条件での成績で、クラス上位の能力であることは間違いない。また距離は違うが500万条件も中山で勝ち上がっていて、当馬は完全な中山巧者。近走は実績乏しい東京で我慢の競馬をしてきたが、中山に替わって一気に上位争い候補だ。

 今回は(4)(9)(10)の単勝を狙う。馬連なら(1)-(4)(9)(10)の3点。