コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京10R/ユートピアS】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は78+68+62=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のレーヌドブリエ。東京芝1600メートルは、これまで2戦して5着、5着という成績。上位争いには一歩足りない成績だが、着差はそれほどなく難なくこなせるコースだ。昇級初戦の前走は、大外一気の強烈な末脚で差し切ったかに見えたが、ハナ差の2着と惜しい競馬。近3走すべて上がり33秒台と決め手は確かで、今回も間違いなく勝ち負けになるだろう。

 続いてコンピ8位(51)のマローブルーを推す。前走は新潟で9着だったが、これまで20戦のキャリアの中で初めて着外に敗れたレースだ。好位運べる安定タイプで、前走は実績乏しい新潟だったことが大敗の原因だろう。今回はこれまで2戦して3着、2着と相性の良いコースにプラス、鞍上が名手ムーア騎手にスイッチ。ここは巻き返し必至のタイミングで、好レースを期待したい。

 最後はコンピ7位(53)のウインファビラス。阪神JFではメジャーエンブレムに次ぐ2着、3走前の京都牝馬Sでも重賞級と差のない競馬をしていて、能力の高さは間違いない。前走の福島牝馬Sは14着と大敗したが、マイナス12キロの馬体減が影響したとみて参考外だ。約半年の長期休養で立て直しが万全なら、このクラスは通過点だろう。

 今回は(7)(10)(12)の単勝を狙う。馬連なら(1)-(7)(10)(12)の3点。