コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島12R/二本松特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は77+68+63=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のオブリゲーション。昨年の10月に当該クラスを勝ち上がっている実績があり、1000万条件でも何度も上位争いを演じている実力馬だ。夏のクラス編成で降級してからは、4,13,5,4着と一歩足りない成績続きだが、身上の速い上がりの脚はしっかり使えている。あとは仕掛けのタイミングひとつで、勝ち負けになるだろう。

 続いてコンピ7位(52)のディーグランデを推す。最強世代と言われた2016年の皐月賞を制したディーマジェスティの全弟。未勝利を脱するまでに5戦を要したが、力強い伸び脚は兄をほうふつさせるものがあり、能力が高いことは確かだ。昇級初戦の前走は14着に敗れたが、休み明けに台風による不良馬場と悪条件が重なったことが敗因。見限るのは早計で、良馬場なら突き抜けるシーンを期待できる。

 最後はコンピ8位(50)のラレゾン。前走の富良野特別は、先行押し切りを図ったところを後ろから差されて0.3秒差の6着。差のない惜しい競馬だったが、このレースの勝ち馬は次走の昇級戦でいきなりの3着。また2着馬も次走できっちり勝ち上がりと、ハイレベルのメンバーだったとみる。福島は未勝利戦を勝ち上がったコースで相性も良い。今回は巻き返しになるだろう。

 今回は(4)(7)(8)の単勝を狙う。馬連なら(9)-(4)(7)(8)の3点。