コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は71+70+65=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(54)のクインズサン。東京芝1600メートルはこれまで8戦して2勝、2着1回、3着が1回という成績。今年の5月に現級を勝ち上がっているコースで、ここはバツグンに相性の良い舞台だ。前走は不良馬場の重たい芝に苦戦して3着に敗れたが、本来はスパッと切れる末脚が持ち味。ここではポテンシャルが違うとみて、末脚一閃(いっせん)に期待したい。

 続いてコンピ6位(55)のアンノートルを推す。ひと夏越して急成長した馬で、近走は2着、4着と惜しい競馬が続いている。特に着差なしの2着だった2走前の勝ち馬トレジャートローヴは、昇級した1000万条件ですでに連続2着と好調だ。それを考えれば、当馬もこのクラスで能力上位であることは間違いない。デビュー勝ちを飾っている当該コースなら、高いパフォーマンスを発揮できるはずだ。

 最後はコンピ8位(51)のアオイシンゴ。当該コースは未勝利戦を勝ち上がった得意コースだ。500万条件に昇級してからは、新潟で14着、中山で11着と凡走してきたが、前走東京に替わっていきなり0.1秒差の2着に激走。今回と距離は違うが、東京コースの適性はかなり高いとみて良いだろう。また鞍上の内田博幸騎手とのコンビは、2,4,1,2着と完璧。今回も上位争いは間違いない。

 今回は(2)(3)(9)の単勝を狙う。馬連なら(14)-(2)(3)(9)の3点。