コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。
【京都9R/醍醐特別】
このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は66+65+64=195。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。
コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(58)のニシノラディアント。今年の1月に当該クラスを勝ち上がったが、夏のクラス編成で降級した実績馬だ。今回の京都芝1200メートルはこれまで2戦して7着、3着という成績。7着は準オープンを走った時の成績で、着差は0.5秒と大きく負けていない。また3着だった前走は、上がり最速の末脚を使って勝ち馬に0.2秒差まで詰め寄った。同条件なら、今回も上位争いになるだろう。
続いてコンピ7位(55)のフジノパンサーを推す。この馬も降級馬で、今年の5月に1000万条件勝ちを当該コースで決めている。降級後は6,4,9,14着とパッとしない成績続きだが、前半は函館を走ったもので、洋芝への適性が低かったとみる。そして14着に大敗した前走は、まったく実績のない左回りの東京競馬場でのもので、もちろん参考外だ。合わない条件での凡走で、人気を落としそうな今回は絶好の狙い目だ。
最後はコンピ8位(51)のクリーンファンキー。ハナを切るか、番手で競馬ができたレースでは、高い確率で勝ち負けしている馬。前走も好スタートを決めたが、大外枠が災いして5番手のポジション。終始外めを回らせられるロスで、0.9秒差の7着に敗れた。枠順の不利さえなければ、もっと上位でゴールしていたはずだ。中枠に入った今回は、すんなり前めのポジションが取って、そのまま押し切りを期待する。
今回は(1)(10)(13)の単勝を狙う。馬連なら(5)-(1)(10)(13)の3点。