コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+71+58=202。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のヤマニンリュウセイ。福島芝2000メートルは、これまで3戦して1,11,3着と勝ち星もあり、まずまずの成績。11着に敗れたレースは、展開が向かなかったことが敗因で気にする必要はないだろう。近走は地味な着順が続いているが着差は小さく、6走前に一度500万条件を勝利している実力馬。得意の福島コースに戻った今回は、快走を期待できる。

 続いてコンピ7位(54)のファントムグレイを推す。先日の菊花賞を制したキセキの兄で、一族には活躍馬がズラリの良血だ。当馬は未勝利を勝ち上がれず格上挑戦中だが、500万条件ではすでに5着内が7回という実績。惜しい競馬が続いているが、このクラスで勝ち負けできる能力があることは間違いない。さらに2走前は0.3秒差の3着、前走は0.1秒差の2着と勢いに乗っている。今度こそ悲願の勝利だ。

 最後はコンピ8位(53)のサワヤカフェスタ。当馬も未勝利戦を勝ち上がれず、格上の500万条件に初挑戦だ。デビューから凡走が続いてたが、4走前に今回騎乗の原田和真騎手に乗り替わって馬が一変。10番人気の低評価を覆して0.2秒差の3着と激走した。またこのレースを勝利したグレンマクナスは、次走の昇級戦でいきなり3着の好走。力関係を考えれば、当馬もここで通用するはずだ。

 今回は(4)(8)(9)の単勝を狙う。馬連なら(1)-(4)(8)(9)の3点。