コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+67+66=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ8位(52)のナムラバイオレット。東京芝1400メートルは、これまで4戦して3,15,1,7着という成績。ややムラがあるように見えるが、7着だったレースは上のクラスのもので、着差は0.3秒とほとんど負けていない。また昨年には当該コースで現級戦を勝っていて、ここは得意としているコースだろう。直近の4戦は中山と新潟で凡走しているが、開催替わりの今回は絶好の狙い目だ。

 続いてコンピ6位(54)のジョンブリアンを推す。当馬は左回りと距離適性が高く、左回りの芝1400メートルに限定すれば1,4,5,3,8着となかなかの成績。唯一8着に敗れた前走は、直線で内からの抜け出しを狙ったが、坂を上りきって加速するポイントで進路を遮られる不利があった。そこから外に切り替えるロスがなければ、もっと上位でゴールしていたはずだ。前走と同じ条件で、ここは巻き返しに期待したい。

 最後はコンピ7位(53)のグリニッチヴィレジ。当該コースは5走前に経験していて、0.4秒差の2着に好走。しかもそのレースはどしゃ降りの重馬場で、似たような馬場になりそうな今回は、この馬にとっておあつらえ向きの舞台だ。近走は9,5,7着とパッとしない印象の成績だが、着差は徐々に詰まっていて調子を上げてきている。重い馬場を味方に、一気に抜け出すシーンもあるだろう。

 今回は(10)(11)(12)の単勝を狙う。馬連なら(9)-(10)(11)(12)の3点。