コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟9R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は67+62+61=190。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のサチノクイーン。新潟直線1000メートルは、これまで5戦して2,7,4,2,9着という少し波のある成績。しかし2度の2着は、どちらも有利な外枠からスタートしていて、7枠15番に入った今回は大きなチャンスだろう。またほとんどのレースで1~2番手のポジションにつけているスタートダッシュの速い馬で、外側に寄ってきた馬に進路をふさがれるような心配もない。好走条件がそろった今回は、絶好の狙い目だ。

 続いてコンピ8位(53)のプラントアゲンを推す。近走は5,3,8,11着とやや下降気味の成績だが、これはダート戦でのモノでまったくの参考外だ。当馬はデビューからマイルを中心に使われてきたが、6走前にこの新潟千直に初めて挑戦してあっさり勝利。続く昇級戦も当該コースの雷光特別を走って0.1秒差の3着と、実は直線競馬との相性がバツグンに良い。今回も有利な外枠に入ったので、上位争いになることは間違いないだろう。

 最後はコンピ7位(54)のグリーンバシリスク。当該コースは6戦して5,2,10,5,6,6着という大崩れの少ない成績。速い上がりを使えるタイプで、6着だった前走も出走メンバー中、上がり2位の脚を使って最後は強烈な追い上げを見せた。また前走は勝ち馬が独走したため0.6秒差と少し開いたが、2着の馬とは0.3秒差とそれほど負けていない。内めの枠に入ってしまったが、当馬の能力ならひっくり返すことも十分可能だ。

 今回は(4)(13)(15)の単勝を狙う。馬連なら(17)-(4)(13)(15)の3点。