コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京9R/鷹巣山特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は84+64+63=211。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。

 コンピ7~10位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(51)のニシノアップルパイだ。前走はG3のラジオNIKKEI賞で12着に敗れたが、これは重賞での成績なので特に気にする必要はない。この馬は今年の春に500万条件を勝ち上がっているので、当該クラスが自己条件だ。2走前のプリンシパルSで僅差の競馬を演じた馬たちのその後の活躍をみると、この馬もこのクラスでは勝ち負けレベル。主戦の大野拓弥騎手に手が戻るので、今回は巻き返しになるだろう。

 次はコンピ8位(50)のジャッキーを推す。デビューから2連勝で3歳短距離路線を目指すも、良い走りができずに大敗。しかし当該クラスに戻ってからは3,9,5着とまずまずの成績で、このクラスなら能力は上位だろう。前走から引き続き騎乗する内田博幸騎手とも相性バツグンで、これまで5戦して3回が馬券圏内という好成績。今回の相手関係なら、この馬にも十分チャンスがあるはずだ。

 最後はコンピ10位(46)アドマイヤモラール。3歳時はクラシックを目指して京成杯やスプリングSに出走して、世代上位の馬たちと勝ち負けを演じてきた馬。残念ながら皐月賞ではレース中に骨折して18着に敗れたが、これは事故で仕方がない。前走の皐月賞から1年以上のブランクがあるが、過去にはG2の京王杯2歳Sで2着の実績もあり潜在能力は侮ってはいけない。内枠から先行押し切りを期待する。

 今回は(1)(7)(8)の単勝を狙う。馬連なら(11)-(1)(7)(8)の3点。