コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京9R/西湖特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は79+65+64=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(53)のシルバーポジー。前走から5カ月のリフレッシュ休養を挟んで、今回は降級初戦。その舞台となる東京ダート1600メートルは1戦1勝、まさに前走で当該クラスを勝ち上がった相性の良いコースだ。また引き続きリーディング1位の戸崎騎手が鞍上で、勝利した前走とすべてが同じ条件。クラスでの能力上位は確実で、ここはきっちり勝ち負けに絡んでくるだろう。

 続いてコンピ6位(54)のキチロクステージを推す。近走は毎回速い上がりを使っている馬で、直線での伸び脚は他とは一線を画すものがある。また前に行った馬が有利と言われるダートで、これまで7戦連続5着以内に入っている安定感にも驚きだ。当該コースの経験はないが、左回りはこれまで3戦して3着が2回。勝ち鞍こそないものの、十分対応できるはず。追えば必ず伸びる末脚の爆発に注目したい。

 最後はコンピ8位(52)のジェイケイライアン。5歳になってから本格化した馬で、2走前に当該コースを走って見事に勝利。昇級戦の前走も当該コースで5着と、格上を相手にいきなり大健闘している。ここ3戦を共に戦った戸崎騎手は、1番手で推奨したシルバーポジーに乗ることになったため、代わりにルメール騎手が騎乗。リーディング上位での乗り替わりで見劣りはなく、プラスの作用を期待したい。

 今回は(5)(7)(16)の単勝を狙う。馬連なら(1)-(5)(7)(16)の3点。