コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は77+65+63=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ8位(52)のブランシュ。前走はモッサリしたスタートで前めのポジションが取れず7着に敗れたが、2走前は0.2秒差の2着と、能力はこのクラスで通用する。また湿った馬場に良績が集中しているタイプで、雨が降るなら必ずマークが必要だ。中山ダート1200メートルはこれまで3戦して8,2,1着とかなり相性が良く、大きなアドバンテージになるだろう。湿った馬場とコースを味方につけて、突き抜けるシーンを期待したい。

 続いてコンピ6位(57)のマンゴジェリーを推す。芝のレースで1000万条件まで勝ち上がったが、そこから頭打ちでダート路線に変更。4走前に当該コース走って、上がり最速の脚を使って0.5秒差の7着と、ダート初挑戦でいきなり好走した。また新潟のダートを走った前走も、上がり2位の脚を使って3着に食い込む大健闘で、ダート適性の高さは疑いようがない。完全に手が合っている野中悠太郎騎手とのコンビで、今回も最後はきっちり追い上げてくるだろう。

 最後はコンピ7位(53)のスリラーインマニラ。当該コースは2歳時に現級を勝ち上がった実績のあるコースで、コース適性は問題ないだろう。近走は2ケタ着順ばかりで見栄えの悪い成績が続いているが、2走前までは1000万条件での成績で気にする必要はない。また先行して9着だった前走は、約半年ぶりの実戦という点を考慮すると悪くない内容。今回は休み明けからの連闘になり、ひとたたきされての変わり身が大いに期待できそうだ。

 今回は(6)(9)(10)の単勝を狙う。馬連なら(5)-(6)(9)(10)の3点。