コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+69+61=204。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(53)のリトルレグルス。中山ダート1200メートルはこれまで3戦して2,1,4着と、ほぼパーフェクトな成績。近2走は7,9着とパッとしない成績だが、このコースなら高いパフォーマンスが期待できるだろう。また当該コースで未勝利戦を勝利した松岡正海騎手に、手が戻ることも大きなプラス材料で、いよいよ好走の条件が整ったとみる。ここは上位争いを期待したい。

 続いてコンピ8位(52)のチェアーグライドを推す。デビューから5戦、ずっと芝のレースで戦ってきたが、うまく結果が出なかったため6戦目でダートに転向。その初戦が当該コースで、あっさり勝利するダート適性の高さを示した。また前走は新潟で11着に大敗しているように、左回りのコースでは凡走を量産している。反対に右回りは芝、ダートに関係なく2戦して2連対と相性が良い。得意なコースに戻って見直しが必要だろう。

 最後はコンピ6位(56)のブラヴォバンビーノ。これまで主に芝の中距離路線を使われてきた馬で、未勝利戦も福島の芝1800メートルで勝ち上がっている。しかしその後は芝とダートの中距離で苦戦が続いていて、パッとしない成績だ。今回は前走芝のレースからダートへの路線変更。そして初めてのスプリント戦と、変わり身を期待できるローテーションだ。52キロの斤量も魅力的で、ここは一発警戒のタイミングになるだろう。

 今回は(6)(12)(15)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(6)(12)(15)の3点。