コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【小倉9R/八幡特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+70+61=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のテイエムイキオイ。小倉芝1200メートルはこれまで3戦して5,3,1着と完璧なコース適性。また距離もスプリント戦が合っている印象で、掲示板外に敗れた近走の成績はすべて、長めの距離でのレースばかりで参考外だ。前走から継続で松山弘平騎手が騎乗するのもプラス材料で、これまで3,6,4,3,6,1着という相性の良さ。今回も好走条件がそろっていて、昇級初戦からでも十分通用するだろう。

 続いてコンピ7位(54)のラブローレルを推す。当該コースをこれまで10戦経験しているベテランで、馬券圏内は2度という成績。しかし前走も当該コースを走って0.2秒差の4着と好走していて、コースとの相性は良いと評価する。スタートがうまく安定して好位のポジションを取れる馬で、直線は長くよい脚を使って押し切る競馬が勝ちパターン。末脚自慢がそろった今回のメンバーなら、この馬にチャンスが回ってきそうな気配だ。

 最後はコンピ8位(53)のアルパーシャン。こちらは対照的に末脚自慢のタイプで、前走は当該コースで最後方から上がり33秒9の末脚で0.3秒差の5着に食い込んだ。もちろん出走のメンバーの中で上がり最速だが、4コーナーで大外を回すコース取りでのタイムという点を高く評価したい。今回はゴチャつく内枠に入ったが、鞍上がうまく馬群をさばけば、強烈な末脚で一気に突き抜けるシーンもあるだろう。

 今回は(2)(6)(18)の単勝を狙う。馬連なら(5)-(2)(6)(18)の3点。