コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は71+69+60=200。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のウインアンビション。今年の3月に一度500万条件を勝ち上がったが、夏のクラス編成で降級となった。今回のメンバーで唯一の降級馬で、降級してから2戦の成績が5着、9着とパッとしないため今回は評価が低い。しかし鞍上が岩田康誠騎手に戻ることは大きな逆転材料だ。これまで2度コンビを組んで1勝2着が1回と相性バツグン。3月に現級を勝ち上がった際の鞍上も岩田騎手と、名コンビで今回は勝ち負けになるだろう。

 続いてコンピ7位(55)のシグナリングを推す。新潟ダート1200メートルは、これまで2戦して2着、1着とパーフェクト連対の実績。ここは間違いなく得意としているコースだろう。500万条件に勝ち上がってからは着外続きで苦戦気味だが、前走は0.3秒差の8着と健闘。直線は差し馬が猛然と追い上げるレース展開だったが、2番手からしぶとく粘りこんだ。このクラスでも十分めどの立つ内容だったと評価したい。得意の舞台なら、さらにしぶとい粘り腰を発揮するはずだ。

 最後はコンピ8位(54)のラブターボ。前走はズルズルと後退してくる馬の影響を受けて、狙ったポジションが取れない不利があった。それでも再び追い上げて0.5秒差の8着と、最後まで諦めずに脚を伸ばした点を評価する。当該コースは3戦して6,2,4着と好相性。さらに今回騎乗の藤田菜七子騎手とは、これまで3戦して2,4,5着と掲示板を外していない成績。好相性のコースと鞍上がそろった今回は、上位争いに食い込めるだろう。

 今回は(9)(10)(14)の単勝を狙う。馬連なら(12)-(9)(10)(14)の3点。