コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【小倉9R/戸畑特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+69+65=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のノーブルルージュ。小倉芝1200メートルはこれまで7戦して、4,14,12,3,13,9,4着とかなりムラのある成績だが、着差をみると大きな負けはなく惜しいレースが多い。4着だった前走も、最後方から上がり33秒8の末脚を使って追い上げたように、当該コースとの相性はまずまずだろう。仕掛けのタイミングひとつで、勝ち切ることも可能とみて最有力候補だ。

 続いてコンピ7位(54)のタガノカムイを推す。昨年の春に現級勝ちしている実績馬だが、近走は馬券に絡めず着順がパッとしないため、軽視されている評価だ。しかし2走前の有松特別では、今回人気上位に推されているシンダーズに0.2秒先着。また前走も8着という見栄えの悪い着順だが、着差は0.2秒だけと人気の盲点になりやすいパターン。スプリント戦は初めてだが、距離短縮を生かしての先行押し切りを期待したい。

 最後はコンピ8位(52)のサウンドテーブル。6走前の未勝利戦を、小倉芝1800メートルで勝利。そして前走は当該コースで500万条件を勝利と、小倉は2戦2勝の相性のよい競馬場だ。また鞍上の水口優也騎手は、今年の全6勝のうち小倉競馬場で4勝。その他にも2ケタ人気の馬を馬券圏内に持ってくる活躍で、小倉で大暴れしている。昇級戦でもやれる条件はそろっているので、チャンスはあるだろう。

 今回は(6)(8)(10)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(6)(8)(10)の3点。