コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【小倉12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は78+62+60=200。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のトーホウビスカヤ。小倉芝1200メートルはデビューから2戦経験して、3着、1着とバツグンに相性の良いコースだ。ここ2戦は京都で苦戦をしているが、3走前の福島では0.3秒差の4着と上位と僅差の競馬。直線では進路が狭くなる場面もあったが、ものともせず馬群を割って出てきた根性は見事だ。当該クラスで勝ち負けできるレベルあるのは確実で、得意コースの小倉なら勝ち星を狙えるだろう。

 続いてコンピ7位(53)のタマモイヤリングを推す。骨折や体質の弱さの影響で休養の目立つ戦歴で、近走は8,7,6,14着というパッとしない成績。それでも2年前の3歳時には、当該クラスを勝利している実績の持ち主で能力は確かだ。前走は逃げつぶれて14着と大敗してしまったが、苦手な左回りの中京競馬場なので気にする必要はない。好調の北村友一騎手を背に、右回りなら上位争いに加わってくるだろう。

 最後はコンピ8位(52)のヤマカツサファイヤ。今回は半年以上ぶりのレースだが、これまでの休養明けは2着、3着と鉄砲駆けするタイプで侮れない。今回の坂路での追いきりでもきっちり好時計をマークしていて、状態はかなり良さそう。また近走の成績を見ると凡走続きに見えるが、これはダートのもので注意が必要だ。休養明けと馬場替わりで軽視されている今回は、絶好の狙い目で面白い存在だ。

 今回は(4)(5)(9)の単勝を狙う。馬連なら(6)-(4)(5)(9)の3点。