コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は70+68+66=204。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のカリンバ。皐月賞2着のワールドエースを近親に持つ良家の出身で、デビュー戦では皐月賞馬ディーマジェスティの全弟との良血馬対決を制した経歴の持ち主だ。今回はマイネル軍団の主戦を勤める柴田大知騎手が社台系の馬に乗る珍しいケースだが、マジメな性格を考えるとヘタな騎乗はしないだろう。近2走の着差はともに0.4秒と能力は確かなので、ここは上位を期待したい。

 続いてコンピ7位(55)のアウェイクを推す。新潟芝1800メートルは、これまで2戦して3着、4着と相性の良いコースだ。特に当該コースで0.2秒差の4着だった前走のメンバーレベルが高く、勝ち馬は次走の昇級戦でいきなり2着に好走。そして2着馬は次走で3着、3着馬は2着と上位争いをしていることを考えると、当馬もこのクラスでは明らかに能力上位だ。今走も勝ち負けのレースになることは、間違いないだろう。

 最後はコンピ8位(53)のベストティアーズ。今回コンピ上位に推されているヒストリアと新馬戦で対戦して、0.1秒差の2着と僅差の競馬。早めに抜け出して目標にされた分、ゴール前で差されてしまった格好だ。しかしその後は当馬も脚をためる競馬を覚えてレベルアップ。未勝利を勝ち上がった3走前のレースでは、上がり33秒2の瞬発力でまとめて差し切る末脚を披露した。今なら上位と差のない競馬ができるだろう。

 今回は(7)(9)(12)の単勝を狙う。馬連なら(8)-(7)(9)(12)の3点。