コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【札幌9R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+66+61=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のアスタリスク。4走前の中山で12番人気の低評価を覆して500万条件を勝利したが、昇級した初戦は12着と惨敗。次走は夏のクラス編成で降級となった500万条件では、また0.2秒差の3着に好走。当該クラスを勝ち上がった能力がフロックではなく本物であったことを、きっちり結果で証明した形だ。前走は距離が長く6着に敗れたが、主戦場の中距離ならこの馬の勝ち負けは確実だろう。

 続いてコンピ7位(54)のトラキアンコードを推す。コツコツとまじめに走るタイプの馬で、すでに500万条件を24戦もしているベテランだ。その24戦のキャリアのうち、17戦が5着以内という脅威の安定感で、今回のレースも上位争いになることは間違いないだろう。しかし勝ち切るのに一歩足りないことも事実で、香港で実績上位のティータン騎手に替わっての覚醒を期待したい。

 最後はコンピ8位(52)のメイショウイッポン。500万条件に昇級してから11,11,6,5着とあまりパッとしない成績。しかし5着だった前走は、前に行った馬が残る展開の中で、6番手から上がり2位の脚を使って最後までしっかり押し上げた。また中団から上位に食い込んだのはこの馬だけで、後続の6着馬とは0.8秒差と大きな差がある点も評価したい。展開がハマれば一発があってもおかしくない存在だろう。

 今回は(8)(12)(13)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(8)(12)(13)の3点。