コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島9R/栗子特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は66+65+64=195。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(60)のマヤノピナクル。好走するタイミングが分かりやすいタイプで、左回りはこれまで7戦して馬券圏内はゼロという成績。反対に右回りは7戦して3着以内が6回と、完全な右回り巧者だ。また近2走で連続2着と、右回りコースの中でも特に福島は相性が良い。脅威の複勝率85%の右回りなら、今回も上位争いは確実だろう。

 続いてコンピ8位(56)のプレシャスメイトを推す。福島芝1800メートルは1戦して0.4秒差の5着。上がり2位の脚を使って追い上げていて、コースとの相性はまずまずだろう。最近はパッとしない成績だったが、前走は大外一気の末脚で0.2秒差の4着に入り復活を遂げた。もともと4歳時には現級勝ちの実績もあり、好調キープなら勝ち負けレベルの馬だ。

 最後はコンピ7位(59)のカリンバ。3歳牝馬でまだキャリア2戦と若い馬だが、500万条件に初挑戦の前走は0.4秒差の7着。先行馬勢が止まらない展開のなか、上がり2位の脚を使ってきっちりと差を詰めた点を評価する。また今走は斤量52キロで、4歳以上の牡馬とは5キロの斤量差があり、これは大きなアドバンテージだろう。鞍上は引き続き戸崎騎手で、一発があってもおかしくない。

 今回は(2)(11)(15)の単勝を狙う。馬連なら(14)-(2)(11)(15)の3点。