コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【函館11R/函館日刊スポーツ杯】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は79+67+62=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のサザンライツ。函館芝1200メートルは1戦して3着が1回、洋芝適性があり得意としているコースだろう。2番人気の推された前走は10着に敗れたが、着差は0.7秒と大きな負けではない。また2走前には当該クラスで0.1秒差の2着と、あと1歩のところまで迫ったことを考えると能力は確かだ。得意コースでの巻き返しに期待したい。

 続いてコンピ7位(54)のアドマイヤゴッドを推す。前走は昇級初戦を当該コースで経験して0.3秒差の6着という成績。ハンデ戦で55キロの斤量だったが、これは上から2番目の負担重量で少し厳しいハンデだった。また直線では進路が狭くなる不利が何度かあり、いくつもの悪条件の中でも健闘した点を高く評価する。すんなり競馬ができれば、上位争いは確実だろう。

 最後はコンピ8位(51)のラズールリッキー。近走成績は16,10,9,4着と見栄えの悪い成績だが、当馬は降級馬で16,10,9着はオープンクラスでのもの。あまり気にする必要はないだろう。降級初戦の前走は3番人気に推されて0.3秒差の4着とまずまずの競馬だったが、今回はコンピ8位と評価が低い。当日オッズも甘いようであれば、配当妙味が期待できるのできっちり狙いたい。

 今回は(1)(6)(14)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(1)(6)(14)の3点。