コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島9R/郡山特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は82+61+60=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(54)のロジベスト。前走はスタートから押して2番手のポジションを取りに行ったが、後ろから有力馬に突かれる厳しい展開。直線に向いてすぐに失速してしまい、勝ち馬から4.4秒差の16着と大惨敗だった。しかしこれは久々のダート戦ということで参考外とみる。芝のレースなら当該クラスでも僅差の競馬をしていて実績は十分。今回の条件なら上位争いできるはずだ。

 続いてコンピ6位(56)のルノートルを推す。0.7秒差の9着だった前走は、勝ち馬がほかを突き放したため、3着馬とは0.2秒とわずかの差。このレースの勝ち馬は、次走の昇級戦でしっかり2着に好走している。さらに5着だったショウナンアンセムは次走で圧勝と、メンバーレベルが高かったとみる。新馬勝ちしている福島で、前走以上の走りを期待する。

 最後はコンピ8位(53)のパストラル。前走は休み明けだったせいか、少し掛かり気味に先行。途中で折り合いはついたが、うまくスタミナを温存することができず1秒差の12着だった。それでも諦めず最後まで走っている点を評価する。また近走は控える競馬で惨敗しているが、本来逃げてこそ持ち味が出る馬。 4走前の黒松賞では逃げて0.2秒差の5着の実績もある。たたき2戦目の上積みに期待したい。

 今回は(7)(10)(12)の単勝を狙う。馬連なら(14)-(7)(10)(12)の3点。