コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。
【函館9R】
このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は86+62+61=209。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。
コンピ7~10位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(51)のトリプライトだ。函館ダート1700メートルは2戦して8着、12着と相性が悪いように見えるが、8着だったレースは苦手な重馬場が敗因だろう。また12着だった前走は、4コーナーの出口で2頭に挟まれる不利があり失速。コースとの相性ではなく、馬場や不利が成績に影響しているとみる。何より今回は2,4,1,4,4着と、コンビで入着率100%の丸山元気騎手に手が戻ることが大きい。前走のリベンジを期待できるだろう。
次はコンピ8位(50)のマルターズゲイルを推す。芝でデビューした馬だが、好走を繰り返すも勝ち切れずダート路線に変更。そこから4,6,3,1着と、バツグンのダート適性で一気に未勝利を勝ち上がった実績の持ち主だ。しかし500万条件に昇級してからは、また芝のレースだけを使っていて、近走はとくに凡走が目立つ成績。しかしついに今回、ダート路線に戻してきた。ガラリ一変のタイミングで、非常に楽しみな存在だ。
最後はコンピ9位(48)メイショウナゴミ。当該コースはこれまで6戦して1,4,6,5,4,10着と、前走を除けば上位争いを演じている相性の良いコース。10着に敗れた前走にしても、後方追走から4コーナーでは馬群の一番外を回るロスの多い競馬だった。それでも上がり3位の脚を使って、最後までしっかり追い上げている部分を評価したい。鞍上は引き続き坂井瑠星騎手なので、前走の反省を踏まえた積極的な騎乗を期待したい。
今回は(2)(12)(14)の単勝を狙う。馬連なら(13)-(2)(12)(14)の3点。