コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島10R/さくらんぼ特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は72+68+67=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(56)のシルヴァーコード。福島芝1200メートルは2走前に経験して0.2秒差の3着と、コースの適性は問題ないだろう。このレースは早め先頭から押し切りを図るも、好位勢に目標にされゴール目前で差されてしまう不運な展開。それでも最後までしっかり脚を伸ばしていてる点を評価したい。また当該クラスは勝ち星こそないものの、2着が2回、3着が3回と実績は上位。そろそろ順番が回ってくるはずだ。

 続いてコンピ6位(57)のレジーナフォルテを推す。デビュー3戦目でつかんだ初勝利が新潟の直線競馬で、後続を5馬身突き放す快勝。2歳日本レコードを記録するほどの圧倒的なスピードの持ち主だ。2走前の雪うさぎ賞は当該コースで見事勝利。道中3番手から直線は楽な手ごたえで先頭に立ち、そのまま押し切る強い競馬を披露した。前走の葵Sは6着に敗れたが、当馬のポテンシャルを考えれば巻き返しは必至だ。

 最後はコンピ8位(50)のアペルトゥーラ。当該コースはこれまで3戦して3,2,4着と素晴らしい成績。4着だった前走も勝ち馬とは0.3秒と僅差の競馬を演じていて、それ以前の凡走続きを考えると当馬のコース適性の高さは驚異的だ。また鞍上は引き続き、手の合っている丸田恭介騎手なのも大きなプラス材料。前走と同条件なら上位争いは間違いないとみて期待したい。

 今回は(1)(12)(13)の単勝を狙う。馬連なら(2)-(1)(12)(13)の3点。