コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+72+62=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のメイスンスパート。今年の2月に現級勝ちをしている実績馬だ。1000万条件に昇級して初戦だった前走は、後方からジワジワと追い上げるも1,1秒差の11着と伸び切らない成績だった。しかし苦手な重馬場に休養明け、そして夏のクラス編成での降級を見据えてか、直線でジョッキーが強く追っていないようにも見える。今回は満を持しての降級戦だが、これまでの実績を考えると当該クラスなら勝ち負けは確実だろう。

 続いてコンピ7位(56)のプレゼンスを推す。デビュー3戦は芝を使うがパッとせず、ダートに目先を変えて結果を出したパターンの馬。当該クラスに昇級してから3戦、7,8,4着と徐々に調子を上げてきている。とくに勝ち馬と0.5秒差だった前走は、直線で外からきた馬にかぶせられ、進路がふさがれる不利を受けながらも、そこから立て直してゴール前鋭く追い上げる負けて強しの競馬。鞍上は引き続き主戦の吉田豊騎手で、前走のリベンジを期待したい。

 最後はコンピ8位(52)のケイツートール。当馬も今回のクラス編成で降級した一頭。降級初戦の前走は果敢に前に行くも、有力馬に後ろから突かれて、レース中盤でペースアップする苦しい展開。そのため最後まで息が持たず1.9秒差の9着と惨敗したが、これは参考外とみたい。この馬のストロングポイントはスタートの速さで、上のクラスでも安定して先行していた。今回は先行しそうなメンバーが手薄なため、楽に運べれば十分チャンスはあるだろう。

 今回は(5)(10)(11)の単勝を狙う。馬連なら(8)-(5)(10)(11)の3点。