コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+72+60=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のパフォーム。牝馬クラシックを目指して、世代上位の馬たちと激戦を繰り広げてきた馬。2走前のクイーンCの勝ち馬はオークス3着のアドマイヤミヤビ、そして2着馬はNHKマイルCを制したアエロリットだ。当馬は勝ち馬から1秒差の6着とやや後れを取ったが、それでも相手関係を考えるとその価値は高い。前走のアネモネSでも一線級を相手に好走していて、500万条件なら能力上位は確実。フタを開ければ大楽勝もあるだろう。

 続いてコンピ8位(53)のグリニッチヴィレジを推す。東京芝1600メートルはこれまで4戦して7,1,13,4着とややムラのある成績だ。しかし未勝利を勝ち上がったコースで、4着だった前走は当該クラスで0.1秒差と接戦だったことを考えると、コースの適正はかなり高いだろう。当該クラスに昇級してからは凡走続きだったが、2走前に江田照男騎手に乗り替わって一変。よほど手が合うのか替わってからは2着、4着と2走連続で激走している。前走と同じ条件なら上位争いは間違いない。

 最後はコンピ7位(56)のキャナルストリート。秋華賞2着など重賞戦線で大活躍したブロードストリートを筆頭に、兄弟に活躍馬が多くいる良血の一族だ。当馬も期待に応えて、デビュー戦を勝利で飾りクラシック路線を目指したが、前走のフローラSで12着に敗退。オークス出走の夢はかなわなかった。しかしフローラSの着差は0.8秒差と大敗ではなく、僅差の10着だったニシノアモーレが次走であっさり500万条件を勝ち上がっている。当馬もこのクラスなら十分チャンスがあるはずだ。

 今回は(3)(8)(10)の単勝を狙う。馬連なら(4)-(3)(8)(10)の3点。