コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+73+63=210。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。

 コンピ7~10位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(51)のメイショウミズカゼだ。阪神ダート1200メートルは2戦して2着、5着と安定の成績。5着だった前走は0.8秒差と少し勝ち馬から離されたが、これは直線で前が塞がる不利が影響しているとみる。それでも進路を確保した後は、最後までしっかり脚を伸ばしている点を評価したい。当該クラスに昇級してからは2,6,4,11,5着と、常に上位争いを演じている実績馬。好調の秋山騎手とのコンビで今回も上位争いになるはずだ。

 次はコンピ9位(49)のワイルドフォックスを推す。テンの脚が速い馬で、これまで4戦すべてハナを切っている絶対的な逃げ馬。おそらく今回もこの馬が行くだろう。デビューから3戦は中距離路線で惜しい競馬が続いていたが、前走で短距離を使って才能が一気に開花。直線に向いてから有力馬2頭に並ばれるも、再び盛り返してゴール前で競り落とす強い競馬を見せた。前走と同じコースでやれるアドバンテージが大きく、昇級初戦から勝ち負けになるだろう。

 最後はコンピ10位(47)タイキラメール。当該コースはこれまで3戦して2,8,7着という成績。パッとしない成績も含まれるが、着差は最大0.8秒差とそれほど大きく負けていない。展開ひとつで巻き返せる範囲で、コースの適正はまずまずとみて良さそうだ。また前走の勝ち馬は次走の昇級戦をあっさり勝利。その他のメンバーも次走以降で続々と勝ち上がりを決めていて、レベルの高いレースだったと言える。今回のメンバーなら、この馬にもチャンスがあるだろう。

 今回は(7)(10)(15)の単勝を狙う。馬連なら(3)-(7)(10)(15)の3点。