コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【函館8R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は75+72+60=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のダノンキャップ。函館芝1200メートルはデビュー2戦目に経験して2着だったコース。上がり最速の末脚で勝ち馬にクビ差まで迫ったことを考えると、ここは得意なコースだろう。近走は3,13,14,12着と凡走が続いている。しかし2走前は適正のないダート戦だったことで理由で、前走は距離が長かったりと敗因は明らか。4走前に当該クラスで3着しているように能力は高い。今回は得意条件に戻って上位争いになるだろう。

 続いてコンピ7位(53)のヴァッフシュテルケを推す。近走は3,13,3,9着と、馬券に絡む活躍を見せていて絶好調。右回りの短距離戦に好成績が集中している馬で、前走左回りの新潟で9着に敗れたレースは参考外とみて良さそうだ。また洋芝への適正だが、函館は2戦してどちらも僅差で着外。しかし同じ洋芝の札幌で馬券に絡む活躍があり、適正はまったく問題ないだろう。内枠から好スタートを決めて、得意の先行押し切りを期待する。

 最後はコンピ8位(52)のサウンドドゥイット。当該コースは1戦1勝、未勝利を卒業したコースで相性が良い。前走はほとんど実績のないマイル戦を使って1.7秒差の9着に敗れたが、芝1200メートルなら上位争いできる実力馬だ。また距離短縮のローテで好走するタイプで、今回がまさにそのローテーション。前走の凡走で人気を落とすなら、妙味的にもここは絶好の狙い目だ。

 今回は(1)(7)(9)の単勝を狙う。馬連なら(4)-(1)(7)(9)の3点。