コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は75+73+63=211。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。

 コンピ7~10位の中から一番期待できそうなのは、コンピ8位(51)のダイワミランダだ。G1を4勝しているダイワスカーレットを母に持つ良血で、デビュー時から期待されていた馬だ。3歳の秋には当該クラスを順調に勝ち上がったが、脚部不安で1年間の休養を余儀なくされ降級。休養明けの前走はスンナリ先行するも、久々のレースで掛かってしまい最後まで息が持たなかった。今回はダート初挑戦だが、兄弟はダートで走っているので対応できるはず。良血馬のガラリ一変を期待したい。

 次はコンピ9位(50)のスモモチャンを推す。東京ダート1600メートルはこれまで4戦して6,1,16,4着という成績。勝ち鞍を挙げているので、コース適正の高さは明らかだが、4着だった前走も勝ち馬から0.2秒差と接戦を演じている。ゴール前で勝ち馬には競り負けたが、その後もしっかり脚を伸ばしている点は高評価だ。前走同様、手の合っている丸山元気騎手が騎乗するので、今回も上位争いになることは間違いないだろう。

 最後はコンピ10位(49)ラインセイラ。昨年の秋に500万条件を勝利して、昇級後は6,16,10,12着となかなか厳しい成績。しかし4走前の6着だったレースは当該コースのもので、レベルの高いメンバーの中で上がり最速をマーク。また未勝利時にも当該コースで0.4秒差の5着があり、かなり得意とみて良いだろう。無残な近走成績で降級馬でもほぼノーマークだが、条件そろって一発が期待できる楽しみな存在だ。

 今回は(2)(3)(9)の単勝を狙う。馬連なら(16)-(2)(3)(9)の3点。