コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神8R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は82+64+63=209。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。

 コンピ7~10位の中から一番期待できそうなのは、コンピ8位(53)のキーグラウンドだ。阪神ダート1800メートルはこれまで3戦して4,1,6着とまずまずの成績だ。6着だった2走前のレースでは、完全に前残りの展開の中、最後方から一頭だけ違う脚を使って見せ場を作った。また前走は上がり最速の末脚で追い込み、楽に行った逃げ馬を捕まえ切れなかったが3着に好走。鞍上の鮫島良太騎手とのコンビは4戦して3着内が3回という好相性で、鋭い決め手を生かして、ここは好勝負を期待したい。

 次はコンピ7位(55)のラレータを推す。デビューから芝のレースで戦ってきたが、2走前に目先を変えてダートに挑戦。それが当該コースで0.6秒差の4着と、ダート初戦としては上々の結果だった。そして前走はレース途中から先頭に立ち、上がり最速の脚を使って独走する強い競馬を披露した。3つ年上の姉にはダートで準オープンまで勝ち上がったサンタエヴィータがいる血統。ダートなら昇級初戦からいきなり勝ち負けになるはずだ。

 最後はコンピ9位(49)テイエムチューハイ。竹園正繼オーナー恒例の九州産限定新馬戦などに出走して4戦するも結果を残せず、佐賀競馬の交流戦で1勝を確保した。そして2走前には同じく佐賀競馬のたんぽぽ賞で0.1秒差の2着という成績。このJRAのレースでの実績が乏しさから、前走は単勝オッズ300倍を超える低評価だったが、それを大きく覆す2着に激走。直線グイグイと伸ばした末脚は本物で、フロック扱いされている今回は狙い目だろう。

 今回は(9)(14)(15)の単勝を狙う。馬連なら(3)-(9)(14)(15)の3点。