コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【京都7R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は69+66+64=199。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(58)のナリタエイト。当該コースの経験は無いが、京都の芝は4戦して2着が2回とかなり相性が良い。前めのポジションから速い上がりで押し切るタイプで、京都の外回りコースでも十分対応できるだろう。また鞍上は前走に引き続き北村友一騎手だが、これまで5回騎乗して2,3,4,2,2着と完全に手が合っている。このメンバーなら上位争いは確実だ。

 続いてコンピ7位(55)のココファンタジアを推す。京都芝1800m外回りは2戦して5着、4着と相性はまずまず。左回りが苦手なタイプで、馬券圏内に好走しているレースはすべて右回りコースに偏っている。このことから前走中京での大敗は参考外で見直しが必要だろう。また大阪杯2着のステファノスを兄に持つ良血で、まだまだ伸びしろがあるはず。ここは通過点とみて期待したい。

 最後はコンピ8位(52)のファンタサイズ。2走前のダート戦を除けば、当該クラスでは常に上位争いを演じている実力馬だ。前走は行った行ったの展開の中、後方11番手から速い上がりを使って0.3秒差の3着に好走。最後までしっかり脚を伸ばして詰め寄り、着順以上に価値のある競馬だったと評価する。また今回は坂井瑠星に手が戻るため、2キロ減はプラス材料。ゴール前のひと伸びに効いてくるはずだ。

 今回は(2)(16)(18)の単勝を狙う。馬連なら(17)-(2)(16)(18)の3点。