コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【京都12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は86+64+58=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のアレット。京都ダート1200メートルはこれまで8戦して2着2回、3着2回と好走していてるコース。また4着以下に敗れたレースでも僅差の競馬が多く、ここはかなり相性の良いコースとみて良さそうだ。当該クラスは3着以内が6回もあり、すでにクラス上位の能力は実証済み。今回は前に行く同型馬が多いが、この相手関係なら勝ち上がりの順番が回ってくるだろう。

 続いてコンピ7位(53)のアンクルダイチを推す。当該コースは6戦して1着2回、2着1回という好成績。連対率50%のコース巧者で、当馬にとって能力を存分に発揮できる有利なコースといえるだろう。近走は2ケタ着順で低迷が続いているが、実は昨年の4月には当コースで現級勝ちの実績がある能力の高い馬。今年絶好調の秋山真一郎騎手に替わるので、ここは巻き返しを期待したい。

 最後はコンピ8位(52)のメイショウユメゴゼ。すでに8歳だが、前走も当該クラスの一線級を相手に0.3秒差の3着とまだまだ現役。コースキャリアも豊富で、これまで14戦して馬券圏内が6回と相性もまずまずだ。好位差しが得意なタイプで、逃げ、先行馬がそろった今回はこの馬にとってはかなり好機のはず。ロスのない立ち回りがうまい和田騎手なら、一瞬の加速で勝ち切る場面まで十分にあるだろう。

 今回は(3)(8)(11)の単勝を狙う。馬連なら(2)-(3)(8)(11)の3点。