コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟10R/高田城特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は79+65+62=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のトルセドール。当該コースの経験はないが、新潟の芝はこれまで6戦して4,4,10,5,3,3着と入着率は8割超える。鋭い末脚が持ち味なだけに、新潟は能力を発揮できる相性の良い競馬場だ。着差なしの3着だった前走は、内ラチ沿いから抜け出してきた伏兵馬にやられたが、外に出して正攻法の強い競馬をしたのはこの馬。不利なくスムーズに競馬ができれば、勝ち負けは間違いないだろう。

 続いてコンピ7位(53)のメイショウフェイクを推す。ダートを主戦場に16戦2勝と活躍してきた馬だが、4.6秒差の15着に大敗したことを機に芝に転向。これが大成功で、芝初戦の2走前のレースでは、直線で追い出されるとジワジワと伸びて0.7秒差の8着。そして慣れが見込める芝2戦目の前走は、直線で長く良い脚を使って着差なしの2着に好走した。今回は主戦の嘉藤貴行騎手に手が戻るので、前走以上の走りを期待できる。

 最後はコンピ8位(52)のゴールドサーベラス。長期の休養明けから9,6,6着とパッとしない着順だが、着差は3戦すべて0.5秒差と大きくは負けていない。前走は前出のトルセドールと同じ三条特別で、当馬も外から正攻法で最後まで脚を伸ばした。着順以上の評価ができるだろう。また鞍上は引き続き、新潟が得意な木幡初也騎手というのもプラス材料。条件がそろえば一発大駆けが期待できそうな馬だ。

 今回は(3)(9)(10)の単勝を狙う。馬連なら(14)-(3)(9)(10)の3点。