コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟9R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は71+65+62=198。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(59)のエールデュレーヴ。2010年の阪神ジュべナイルFを制したレーヴディソールを近親に持つ血統馬で、華麗なるレーヴ一族の一員。父ディープインパクトのような瞬発力タイプではないが、並んでから抜かせない勝負根性が持ち味だ。大敗した前走は、1番枠のスタートから後手に回り、直線は前馬がはね上げる泥を被って競馬をやめたことが敗因。手の合う加藤祥太騎手に替わって、外枠からスンナリ先行できれば勝ち負けだ。

 続いてコンピ7位(54)のオメガハートソングを推す。こちらも2頭の重賞勝ち馬を姉に持つ良血馬だ。近走は当該クラスで6,4,5着と善戦していたが、前走は急に1.9秒差の12着に大敗。しかしこの敗因は明確で、初ダートへの挑戦によるもの。まったくの参考外と考えて良いだろう。新潟の芝は初めてだが、マイル戦は8戦して5回が複勝圏内と得意な距離で期待がもてる。芝に戻って、直線一気の末脚がさく裂するだろう。

 最後はコンピ8位(52)のミッキーディナシー。前走は小倉で0.7秒差の9着。最後方から速い上がりを使って追い上げたが、好位差しの馬たちで上位決着。一歩及ばない惜しいレースだったが、見せ場は作ったと言えるだろう。またこのレースの勝ち馬は昇級初戦で4着、次の2戦目で2着と上のクラスで即通用。当馬に先着したうちの3頭が次走で連対と、メンバーレベルが高かったことが伺える。今回の相手関係なら上位争いできるだろう。

 今回は(1)(14)(16)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(1)(14)(16)の3点。