コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【京都8R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は86+61+60=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のファンタサイズ。重賞2勝のダイワマッジョーレを兄に持つ良血で、当馬もデビューから素質を期待されていた一頭。やや決め手に欠ける印象だが、相手なりに走れて大崩れしない点が、この馬も持ち味だ。当該クラスに昇級した初戦は、いきなり0.1秒差の3着と能力は間違いない。前走の敗戦はダートでのものでまったくの参考外。今回は芝替わりで激走を期待したい。

 続いてコンピ7位(54)のランウェイを推す。今回は約1年ぶりの実戦だが、これまで休み明けは5,2,1着と、実は鉄砲駆けするタイプ。休み明け初戦からいきなりを期待できるだろう。この馬の特徴は、減量騎手が騎乗して好位で競馬ができれば、高い確率で馬券に絡んでくる。1枠1番に入った今回は千載一遇のチャンスで、減量の荻野極騎手を背に押し切るシーンを見られるだろう。

 最後はコンピ8位(53)のマイネルサグラ。京都芝1600メートル外回りは3走前に経験して0.5秒差の6着。しかしこのレースの勝ち馬は、昇級初戦から着差なしの2着と大健闘している。また当馬に先着した2~5着の4頭うち、3頭が次走で馬券圏内に入るレベルの高いレースだった。この相手関係から、コース適正と能力は高さは折り紙つきだろう。内枠を生かしてハナを切れば、勝ち負けは確実だ。

 今回は(1)(2)(3)の単勝を狙う。馬連なら(18)-(1)(2)(3)の3点。