コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京9R/湘南S】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+71+62=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のストーミーシー。東京芝1600メートルはこれまで3戦して9,12,4着と、一見パッとしない成績。しかし4着だったレースは東京新聞杯で、あのブラックスピネルやエアスピネルなどの一線級を相手にしたもの。この相手レベルでの4着は価値が高く、コースの適正も問題ないとみて良いだろう。デビューから2戦に騎乗して2着2回の内田騎手に手が戻るので、ここは勝負気配とみてマークしておきたい。

 続いてコンピ7位(52)のカバーストーリーを推す。キャリア豊富な6歳馬で、4歳時には現級勝ちの実績がある実力馬だ。2走前の幕張Sでは、最後方から上がり最速の脚で鋭く追い込み4着。このレースでは前出のストーミーシーにも先着している。また前走の難波Sでも、上がり33秒台の末脚で4着まで押し上げていて、まだまだ当該クラスで上位争いが可能だ。直線の長い東京競馬場で、さらなる前進に期待する。

 最後はコンピ8位(51)のマイネルメリエンダ。当該コースは4戦して5,7,3,4着という成績。7着だったレースも勝ち馬とは0.3秒差しかなく、このコースならいつも以上の走りが期待できそうだ。放牧明けのここ2戦は惨敗が続いているが、休む前は常に上位争いをしていた馬。見限るのはまだ早いとみる。今回はコンビで1戦1勝と相性の良い松岡正海騎手に乗り替わるので、心機一転、再出発だ。

 今回は(3)(5)(12)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(3)(5)(12)の3点。