コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟12R/三条特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+61+60=195。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(56)のヒルノマレット。新潟芝1600メートルはこれまで2戦して10着、5着という成績。見た目の悪い着順だが、5着だったレースでは上がり33秒1の末脚を使って、勝ち馬に0.3秒差まで迫る惜しい競馬。コース適正、能力レベルともに申し分ないだろう。近走は大敗続きだが、2走前は距離が長かったことが敗因。前走は適正の低いダートを使ってもので、まったくの参考外だ。得意条件に戻って一変を期待したい。

 続いてコンピ6位(57)のトルセドールを推す。後方待機から大外一気の末脚を使うタイプで、切れ味はバツグン。そのため最後の直線が長いコースでは、必ずと言っていいほど上位争いに加わってくる馬だ。当該距離の経験はないが、新潟の芝は4,4,10,5,3着と、やはり高い確率で掲示板に載っている。引き続き手の合っている丸山元気騎手とのコンビで、今回も上位争いは間違いないだろう。

 最後はコンピ8位(55)のヨカグラ。当該コースは初めてだが、新潟は芝1800メートルを一度経験して0.2秒差の2着。当馬は長く良い脚を使えて、最後までバテずにしっかり伸びてくるタイプ。最後の直線が長い新潟とは相性が良いだろう。前走は2番人気に推されながら、1.5秒差の7着と少し離された。しかし当馬自体は上がり2位の脚で追い上げていて、前が止まらない展開だったことが敗因。ここは巻き返しに期待したい。

 今回は(2)(4)(16)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(2)(4)(16)の3点。