コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟12R/二王子特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+66+64=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のキングナポレオン。新潟芝1800メートルは1戦して着差なしの2着が1回と、コースとの相性は抜群だ。前走は同じ左回りの中京で1.2秒差の7着に敗れているが、これは雨で水を含んだ馬場に当馬の切れ味をそがれたことが敗因。気にする必要はないだろう。またこれまでマイル以下の距離を中心に使われてきたが、1800メートル以上なら6,2,4着と実は好走率が高い。中距離に戻る今回は、狙い時とみて期待したい。

 続いてコンピ7位(56)のコメットシーカーを推す。当該コースをこれまで5戦して5,3,3,5,6着と、左回りの新潟はかなり得意としている。また2走前は0.3秒差の4着、前走も0.4秒差の4着と、上位争いを演じていてクラス上位の能力は間違いない。すでに7歳馬の大ベテランだが、元気いっぱいでまだまだ侮れない存在だ。引き続き手の合う鮫島克駿騎手とのコンビで、今回も上位争いになるだろう。

 最後はコンピ8位(50)のトーセンカナロア。安定して先行できるタイプで、当該クラスで上位争い常連の馬。前走は1.7秒差の8着と大敗を喫したが、これは1000万条件に格上挑戦したもので参考外だろう。当馬は3走前にも格上挑戦をしていて、次走は現級に戻って0.2秒差の6着と好勝負を演じている。格上挑戦から現級への意図的なローテーションとみれば、今回は勝負のタイミングで狙い目になるだろう。

 今回は(7)(8)(10)の単勝を狙う。馬連なら(9)-(7)(8)(10)の3点。