コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山10R/春雷S】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は70+69+68=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のアクティブミノル。中山芝1200メートルはこれまで2戦して9着、8着という成績。一見パッとはしないが9着はスプリンターズSのもので、勝ったストレイトガールとの差は0.6秒とそれほど負けていない。そして8着だった前走はメンバーレベルが高く、当馬に先着した馬が次走以降で大活躍している。3歳時はセントウルSを制した実績もあり、オープンなら勝ち負けレベルだろう。

 続いてコンピ7位(55)のオウノミチを推す。前走は当該コースを走って0.1秒差の3着、コースの適正は高そうだ。近走はややムラのある成績に映るが、芝のスプリント戦だけに限定すれば、3着内率は50%と好走率は高い。また今回はハンデ戦のため54キロを背負うが、斤量54キロ以下だった場合は2,2,4,2,1,3着という驚異的な結果を残している。条件がそろった今回は、もっとも警戒が必要な一頭だろう。

 最後はコンピ8位(52)のオメガヴェンデッタ。重賞勝ちこそないものの、短距離路線で常に上位争いをしている実力馬。近3走は6,6,9着と地味な着順続きだが、これはダートのものなので注意したい。4走前のカーバンクルSでは直線で前が壁になり、最後までほとんど追えないままゴールしている。それでも勝ち馬との差は0.3秒しかなく、芝の短距離であればまだまだ能力上位だ。巻き返しを期待したい。

 今回は(3)(8)(11)の単勝を狙う。馬連なら(4)-(3)(8)(11)の3点。