コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島11R/ラジオ福島賞】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は71+69+61=201。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(55)のタイセイラルーナ。福島ダート1150メートルはこれまで3戦して3,3,1着と完璧なコース適正。過去の成績を見てみると最後の直線に坂があるコースが苦手なようで、坂のある東京と中山では凡走が多い。反対に坂のない福島、新潟、京都では、これまで6戦してすべて5着以内という好成績だ。中山と東京で苦戦した近走は参考外で、福島なら勝ち負けになるだろう。

 続いてコンピ6位(56)のアンクルダイチを推す。昨年の春に現級勝ちしている実力馬。その後の夏のクラス編成ですぐに降級して、降級初戦は勝ち馬から0.3秒差の3着に好走。しかしその後の2戦目は、突然芝を使って16着に大惨敗している。その影響か近走は振るわない成績が続いたが、前走は前が止まらない展開の中、後方からしっかり脚を伸ばして追い上げた。能力の高い馬なので、そろそろ復活を期待したい。

 最後はコンピ8位(54)のコンドルヒデオ。相手なりに走れる馬では、当該クラスに昇級してからは14,7,3着ときっちり着順を上げてきている。前走は0.3秒差と逃げた勝ち馬との差を詰めることはできなかったが、ゴチャつく先行勢の中で競り勝っての3着。10番人気という低い評価だったが、内容のある強い競馬だったと評価する。好走しても人気にならないタイプなので、今回も配当妙味のある存在になりそうだ。

 今回は(4)(12)(15)の単勝を狙う。馬連なら(16)-(4)(12)(15)の3点。