コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。
【中山8R】
このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は77+67+62=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。
コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のウェルブレッド。昨年の5月に現級勝ちをしている馬で、その後の夏のクラス編成ですぐに500万条件に降級。その後は5,6,5,8着とさえない着順が続いているが、着差に注目すると惜しい競馬が多い。0.2秒差の5着だった2走前は、もう少し先にゴールがあれば、まとめて差し切っているほどの素晴らしい伸び脚だった。当該コースは過去に0.1秒差の4着があり、ここなら再び勝利することも可能だろう。
続いてコンピ7位(52)のジョンブドールを推す。地方交流G1を制しているタイセイレジェンドを兄に持つ良血馬だ。当該コースは前走経験して着差なしの5着。最後方から上がり最速の強烈な脚を使って追い込み、勝ち馬にアタマ差まで迫った。このレースの勝ち馬は次走の昇級戦を制して連勝、2着馬も次走であっさり現級を卒業と、上位に入線した馬のレベルは高い。相対的にみて、当馬もこのクラスで勝ち負けできるはずだ。
最後はコンピ8位(51)のレッドベリンダ。中山芝2000メートルはこれまで5戦して3,2,4,8,5着という成績。着順だけを見るとまずまずといった印象だが、最大着差は0.2秒しかない完璧な適正のコースだ。ちなみに2走前が0.1秒差の8着、前走が0.2秒差の5着と当該コースで僅差の競馬を演じている。これほど好走しても注目されないタイプなので、配当的にも大きな一発を期待したい。
今回は(5)(7)(10)の単勝を狙う。馬連なら(6)-(5)(7)(10)の3点。