コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中京10R/小牧特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は69+68+67=204。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のゴールドエッセンス。近走の成績を見ると凡走しているように映るが、2走前は0.5秒差の7着。前走も0.5秒差の11着とそれほど差はなく、どちらも上がり最速の脚を使って見せ場はつくれている。当該コースはこれまで5戦して2,1,4,1,5着という成績で、すべて掲示板に載る素晴らしい走りができるコース。得意なコースで、近走の鬱憤(うっぷん)を晴らす走りを期待したい。

 続いてコンピ7位(53)のサウンドメモリーを推す。当該コースの経験は無いが、左回りコースの複勝率は43%と完全なサウスポータイプ。近4走は3,11,5,4着という成績で、11着に凡走しているのはやはり右回りの中山コースだ。それを除けばすべて掲示板内という優秀な成績で、このクラスで勝ち負けできる能力はある馬だ。ハンデ戦で斤量が軽くなるので、前走よりさらに上位争いに食い込んでくるだろう。

 最後はコンピ8位(52)のビップレボルシオン。この馬も当該コースが得意な馬で、これまで7戦して3着以内が4回という素晴らしい実績だ。また距離適正もバツグンで、芝2000メートルは13戦して5着以内が11回と、この距離ならほぼ上位争いが確定する。ただ鋭い決め手を持っている反面、位置取りが後ろ過ぎて届かないレースも多い。今回は過去にコンビで勝ち星のある松若騎手に乗り替わるので、突き抜ける競馬を期待する。

 今回は(3)(11)(17)の単勝を狙う。馬連なら(1)-(3)(11)(17)の3点。