コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【小倉9R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は86+61+60=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のワラッチャオ。小倉芝1200メートルは近2走で経験して6,11着という成績。サッパリのように見えるが、着差は2走前が0.2秒、前走が0.4秒差と着順ほど大きく負けていない。コースの適正も高く、このクラスで勝ち負けできるレベルの馬なのは間違いない。前走は1番人気に推されていながら、ポジションが後ろ過ぎて速い上がりを使っても届かなかった。今回は鞍上が替わるので修正してくるだろう。

 続いてコンピ7位(56)のタイムレスメロディを推す。前走の大牟田特別でも当欄で推奨した馬。その際は今回と同じ舞台で、0.7秒差の6着に敗れた。外めの枠から脚を使って2番手のポジションを取りに行ったため、最後は脚が止まってしまったことが敗因だ。それでも今回抜けたコンピ1位に推されているサルドナとの差は、わずか0.2秒しかない。展開ひとつで逆転できるこの着差なら、配当妙味のある当馬の方が狙って面白い存在だ。

 最後はコンピ8位(51)のヴァッフシュテルケ。前走は18着に大敗しているが、芝1400メートルはこの馬には長すぎることが原因。芝1200メートルを主戦場にしている当馬にとっては、まったくの参考外レースだろう。当該コースはこれまで9戦して掲示板内が4回、勝ち星もひとつある。コース適正が高く、今回は得意の距離に戻るので期待ができそう。また相性の良い水口騎手に手が戻るのもプラス材料で、ここはマークが必要だ。

 今回は(3)(9)(13)の単勝を狙う。馬連なら(12)-(3)(9)(13)の3点。