コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+68+65=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(51)のオーロラポラリス。阪神ダート1800メートルは、これまで5戦して2,2,6,2,12着と3度の連対があり相性の良いコースだ。12着に敗れているレースは準オープン時のもので、とくに気にする必要はない。ここ3戦は凡走が続いているが、もともとは当該クラスを連勝で駆け上がった能力の高い馬。休み明けを一度使った上積みを見込んで、ガラリ一変を期待したい。

 続いてコンピ6位(52)のマイネルボルソーを推す。これまで42戦というキャリアの中で、10着以下に惨敗したのはたったの3度しかない安定馬。やや決め手に欠けるところはあるものの、相手の強弱に関係なくそれなりに走れるタイプだ。しかし今回はトップジョッキーの川田騎手に乗り替わる。川田騎手がマイネル系の馬に騎乗した際は好成績を収めているので、ここは注意が必要だ。剛腕のひと押しで、今回は勝ち負けまで行けるだろう。

 最後はコンピ8位(50)のビスカリア。昨年の今ごろは当該クラスで好走を連発していた実力馬。3走前に再昇級した初戦こそ11着に敗れたが、近2走は4着、5着と上位争いの競馬が続いている。当該コースの適正がバツグンで、これまで5戦して7,2,3,2,3着という好成績。やや展開に左右される部分もあるが、コースを味方に歯車がかみ合えば豪快な一発が期待できるだろう。

 今回は(2)(8)(10)の単勝を狙う。馬連なら(11)-(2)(8)(10)の3点。