コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【小倉12R/紫川特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は67+66+61=194。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(58)のスカイパッション。平地で未勝利戦を勝つことができず、障害戦で1勝して500万条件に昇級した面白い経歴の持ち主だ。気になるのは平地競走での能力だが、その後500万条件を2勝していて問題ないだろう。また昇級初戦の前走も、上がり最速の脚を使って0.6秒差の7着と惜しい競馬だった。小倉芝1200メートルはこれまで3戦して2,1,2着とパーフェクトな成績で、この舞台なら確実に勝ち負けだろう。

 続いてコンピ7位(55)のグラミスキャッスルを推す。小倉競馬場は初参戦だが、同じ小回りで平らな福島で勝利があるので問題なくこなせるだろう。近走成績を見ると2ケタ着順もありムラのある印象だが、大敗と好走は逃げ馬の宿命で気にする必要はない。昇級初戦の前走は先行勢が総崩れになる中、あわや逃げ切りかという惜しい競馬で能力の高さを示した。今回は同型馬がそろったが、直線の短い小倉なら逃げ切るチャンスもあるはずだ。

 最後はコンピ8位(54)のディアエナ。当該コースはこれまで6戦して4,3,7,3,2,1着とこちらもパーフェクトに近い実績。かなり得意としているコースとみて良いだろう。前走は直線の長い中京競馬場で、差し追い込み勢が台頭する展開だったが、4番手のポジションから0.3秒の3着に好走。直線グイグイと脚を伸ばしていて評価できる内容だ。内枠からスンナリ先行できれば、今回も上位争いだろう。

 今回は(2)(11)(12)の単勝を狙う。馬連なら(5)-(2)(11)(12)の3点。